
一般社団法人 日本赤外線劣化診断技術普及協会(呼称:JAIRA = ジャイラ)は、赤外線劣化診断技術の普及と技能向上を目的として、 2006年3月3日に設立しました。赤外線診断技術者のための2ステップのサーモグラファー資格(ステップ1、ステップ2)+ドローン撮影技術があります。JAIRA協会会員には、サーモグラファーライセンス証が発行されます。また、広く赤外線技術を知っていただくための「JAIRA赤外線法セミナー」を開催しています。
わたくしども一般社団法人 日本赤外線劣化診断技術普及協会はこの流れに呼応する各関係機関、団体との連携を図りながら、土木・建築構造物に特化した赤外線法調査技術の普及に努めております。
当協会員の赤外線劣化診断技術者は、全国に100社近くの多数の企業が参加されています。
JAIRAは市場で活用される従来の規準を一歩押し進め、熱画像の撮影タイミングのパラメーターを持つ「JAIRA赤外線法(JAIRAガイドライン)」を特許工法として確立し、全国の施設管理者・調査技術者のみなさまに広くご利用を戴いております。
「JAIRA赤外線法」を運用する技術者とその指導者の養成は、JAIRA赤外線サーモグラファーステップ1、ステップ2、ドローン撮影技術として多数の技術者を輩出致しております。
また、資格取得するための育成プログラム(プレステップ2講習、ステップ2試験対策講習)が充実しております。
昨今は定期報告制度の法改正により、赤外線法による調査技術の適用する事例が多くなっております。
土木・建築構造物に特化した赤外線法調査技術者の養成並びに資格管理を通じて、今後も安全性と信頼性の社会的ニーズに応えるJAIRA法の普及に邁進してまいります。
どうか趣旨にご賛同戴ける関連機関、団体、企業、技術者等、多くのみなさまのご参加を心よりお待ちしております。
当協会は、これらの活動を通じて、赤外線法劣化診断技術の普及と診断事業の拡大を図り、社会へ安全と安心を提供いたします。

所在地 | 〒1690075 東京都新宿区高田馬場3-2-14天翔高田馬場ビル404 |
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代表者電話番号 | 0369087180 |
オフィシャルサイトURL | https://jaira.jp/ |
Instagramアカウント URL | https://www.instagram.com/jaira_2006 |
その他のSNSアカウント URL | https://ja-jp.facebook.com/people/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E5%A4%96%E7%B7%9A%E5%8A%A3%E5%8C%96%E8%A8%BA%E6%96%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E6%99%AE%E5%8F%8A%E5%8D%94%E4%BC%9Ajaira/100068399832527/# |
製品・サービス
赤外線サーモグラファーステップ1、ステップ2
JAIRA赤外線法のうち、ステップ1資格者は現地で熱画像を撮影できる技術者となることが出来ます。ステップ2資格者は、JAIRA赤外線法(特許)の全ての運用が許諾されるとともに、市場においてはJAIRA法を運用する有能な正規技術者として認定されます。
ステップ1講習は、「赤外線法の基礎知識・熱画像の撮影方法・浮きの原因と画像事例・JAIRA赤外線調査ガイドライン・撮影実習・解析ソフトウェアの使用方法」について現場実習を含めて2日間行います。
また、赤外線サーモグラフィーを現在お持ちでない場合、受講者3名に1台の赤外線サーモグラフィーを協会で準備しており、装置の操作をじっくりと体験することが出来ます。さらに、受講者3名に1人の割合で協会認定の技術指導者が丁寧に撮影・診断技術を説明します。
特に受講要件はありません。どなたでも受講することが出来ます。
初学者の方や赤外線サーモグラフィーをお持ちでない方でも、理解できるように講義をしています。
赤外線サーモグラファードローン撮影技術講習
ドローンを利用したJAIRA赤外線法用の赤外線画像の撮影技術を習得できます。
今般、小型赤外線サーモグラフィを搭載した無人航空機(赤外線ドローン)による調査・診断のニーズが増えております。
当協会のドローン部会では様々な実証実験を行い得られた結果を整理いたしました。(会員の皆さまにはサマリー版として、お知らせしております)
ドローンを活用し調査する上での赤外線撮影方法や解析方法に留意しなければいけない技術特性など、それらのポイントを教育する講習会として「JAIRAドローン赤外線撮影技術者講習会」を新設し開催しております。
JAIRAドローン赤外線撮影技術者講習は、1日目に座学(Web)、2日目に実技の2日間講習となります。
なお、実技講習では協会で準備したドローン及び赤外線サーモグラフィを使用し、撮影する上での操作や設定方法等、学ぶことができます。さらに撮影した熱画像を確認しながら、撮影時の留意点等をアドバイスいたします。
外壁調査のための赤外線法セミナー
特殊建築物の定期報告における「外壁調査」において、各地で赤外線装置法による手法が本格的な動きを見せております。
赤外線装置法を選択される事業者・管理者さまに赤外線法による外壁診断の現状、また安全で信頼される調査を実施するための注意点など専門技術を解りやすくご紹介致します。
■セミナー内容■
(4部構成)
第一部
「赤外線法の概論:30分」
・赤外線法の長所と短所
・JAIRA赤外線法の適用
条件
・調査手順
(計画~報告書作成まで)
第二部
「JAIRA赤外線ガイドラインと信頼性:40分」
・ガイドライン
・トレサビリティー
・コスト・歩掛り
第三部
「調査の流れ:50分」
・事例解説
第四部
「画像事例集:30分」
関連動画
ドローン部会実証実験状況
ドローン部会では「JAIRAガイドライン」を基本に、ドローンによる赤外線調査の調査精度を把握するため、抽出課題に対して実証実験を数多く実施し、得られた技術情報を詳細に整理し報告書を取り纏めました。今後、赤外線サーモグラフィを搭載したドローン調査・点検時、本資料を参考にJAIRAガイドラインに沿う赤外線調査を実施していただければ幸いです。
ドローン部会の実証実験状況をご覧ください(動画)
資料ダウンロード
当協会では,今回の定期報告に調査レベルを絞り,安定した品質の高い調査結果を迅速に提供することを目的に,画像解像度や壁面温度のモニタリングなど赤外線画像の撮影条件等をとりまとめたガイドラインを作成した。一方,調査者の技術レベルの安定化を図るためにサーモグラファー制度の活用,調査の効率性と経済性を進めるための手引書の整備を併せて行った。
協会でドローンおよび操作者を準備しますので、初心者の方でもドローンによる撮影をじっくりと体験することができます。